スンホン妄想劇場・・・・フラワー完結編

「社長、お疲れ様でした。」
「アァ、疲れたね!まったく」
「うまくいきましたか?」
「誰だと思ってる?うまくいくに決まってるだろ!もうこれで一息だ。心配はなくなった。
あいつは?見つかった?サンウ」
「いや、ごめん」
「そうか?まったくどこに隠れたんだ。」
「実は、この間見かけたんだ。」
「え、どこで?」
「いや、信号待ちの車に乗ってたし、はっきり確認できなかったんだ。でも、あれは、彼女だよ、あわてたように急いで行ってしまったから、」
「追いかけなかったのか?」
「無理言うなよ。こっちは歩いてたんだぜ!それに男と一緒だった」
「男?」
「かなり、男前なやつだぜ。顔は憶えてる」
「そう、男前ね!」
「心配するなって、おまえのがいい男だぜ!」
「当たり前だよ!近くにでもいるのかな?」
「もうじき、みつかるさ!それより、今日はどうする?」
「あぁ、今日はチャンミ君のオッパァ君に会わないと、約束ですからね!」
「俺も行こうかな!あの、可愛いチャンミ君がぞっこんのオッパァだからな、見てみないと」
「彼女が気に入ったか。やめとけ!見込み無いぞ」
「なんだよ!その言い方は」
「ハハ、じゃ、出かけようか?」
「車はどうする?」
「会社の車ではちょっとな・・」
「今日は車で来てるんだ。乗せていこうか?」
「アァ、頼む、」
「ちょっと、歩くぞ」
「秘書室長にも、駐車場が無いのか?変な会社だ」
「おまえが経費削減で駐車場を、切ったろ、わすれたのか?」
「いや、悪い悪い、きみのとこまでいくなんて、知らなかったよ」
「玄関まで回してくれよ。ジソプ君をひろっていくよ。チャンミ君もいるかな」
「わかりましたよ。社長さん、じゃ、あとで」
「たのむよ」


「まったく、遠いぜ!ヤレヤレ」
「あの、ちょっと、すいません」
「は、はい、私ですか?あれ、あなた、あの時の」
「やっぱりそうですよね!あの時車をたたいた人」
「捜してたんだ!君を、ヘオンさんを知ってるね!一緒に乗ってた女の人、ヘオンさんだよね、どこにいるか知ってるか、捜してるんだよ」
「ちょっと、落ち着いてくださいよ。あなたが誰だかわからないのにベラベラしゃべれませんよ。違いますか?」
「あ、あぁ、そうか!そうだよな!落ち着かなくちゃ!怪しいもんじゃないから」
「自分から、怪しいとは言いませんよ」
「言うね!君。君も名乗ったらどうだ、見たとこ僕より下だろう」
「ヘオンさんのためにならないなら、用はないですけど」
「ちょ、ちょっとまてよ!わかったよ!俺は大人だからな!折れてやるよ!俺は、こういうもんだ。ほら」
「クォン・サンウ 秘書室長 ユンゴン出版社?」(ジソプのとこじゃないか?)
「君は?」
「ユ・ミヌ 名刺はないですよ。どうして捜してるんですか?」
「親友の恋人だ!」
「別れたんですよね?」
「別れた?いや、それは違う。そんなことはしていない。彼女がそう言ったのか?」
「別れる話はついていたそうですが、なぜ、捜すんです?」
「違う!そうじゃない!彼は一時家に戻っただけだ!用が済んだら、彼女を迎えに行くはずだった。でも、消えていたんだ。な、たのむ、居場所を教えてくれ!彼女に直接話したい。」
「その人はどうなんです?」
「僕は彼に頼まれてるんだ!」
「彼に御逢いしたいですね」
「君が、彼に?何のために、会う必要があるんだ?なんの権利があって邪魔をする?」
「邪魔をしてるわけじゃないですよ。責任ってものがありますから・・勝手には逢わせられません。どんな人物かみてみないと。」
「君が判断するのか?どうして、」
「明日、ここに電話しますよ。今日はこれから用事がありますから、じゃ」
「おい、待てよ!ふざけるな!明日だって!君の連絡先は?」
「朝の10時に、じゃ」
「おい!待てって!おい!」
ピピピピピ、ピピピピピ
「くそ!こんな時に、ハイ、サンウです」
「まだかな?」
「あ、ゴヌ、今、チ、見失ったか、チクショウ!!」
「どうかしたのか?」
「あぁ、今例の男が、現われたんだ」
「ヘオンのか?そっちに行くよ!」
「いいよ、もう消えちまった。あぁ、まったくバカにしてるぜ!!」
「消えた?何?どういうことだよ!おい!サンウ!」
「今、そっちに行くから、待ってろ、説明するから、じゃ、切るぞ!」


キキー
「待たせたな!あれ、ジソプ君は?」
「チャンミ君と郊外に撮影に出たらしい!終わり次第来るそうだ。それより、その男は?」
「言いたいことだけ言って、消えちまった!まったく!」
「ヘオンの場所は、聞いたのか?どこだ?すぐ行こう!」
「まぁ、待てって!教えてくれなかったんだって」
「は?どういうことさ?聞かなかったのか?」
「聞いたさ、でも、言わないんだ。おまえに会ってから決めるらしいぜ!」
「俺に?どういうことだよ!」
「とんだ、ナイト気取りなんじゃないの?若造のくせに!」
「そうか!いいさ!会うって言うなら会おう!今から、すぐ!電話しろよ!サンウ」
「電話?知らないよ!言わないいんだから!」
「電話も聞いてなくて、どうするんだよ!おまえ、それでも秘書か?」
「興奮するなよ!落ち着いてくれって!俺の名刺持って行ったから、明日、電話してくるよ。そう言ったんだ。」
「明日?なぜ?明日なんだ?今でいいじゃないか!ここまで来たのに、なぜ?」
「用事があるってさ!」
「サンウ!」
「俺に当たるなよ!しょうがないよ。明日まで待とう。な!きっとかけてくるさ」
「来なかったら?」
「めずらしく弱気じゃないか?しっかりしろよ!一歩前進に変わりないぞ!」
「あぁ、そうだな!それしかないなら、待つしかないな。」
(ヘオン!いったい、どこにいるんだ?なぜ、隠れてる?)
「今日はやめたほうが、よくないか?顔色が悪いぞ!出張からすぐじゃ、無理だよ」
「大丈夫、でも、少し時間をもらいたいな。1時間ぐらい遅らせてくれないか?」
「わかった、少しそこで寝ろ!ジソプに電話するよ」
「あぁ、たのむよ」


タリラ~タリラ~タリララ~ラ♪
「はい、ソ・ジソプです、あぁ、秘書室長、どうしましたか?」
「社長はちょっと、疲れが出てね、1時間ぐらい遅らせてもらえないかな」
「そうなんですか?大丈夫ですか?なんなら日を改めても」
「いや、それはいい。今日済ませておきたいって言っておられるから」
「わかりました。連絡しておきます。」
「もう、終わりそうか?」
「はい、今、もうかたづけです。チャンミはうちの若いもんに遅らせましたから、先にいっているはずです。」
「じゃ、よろしくな!」
「はい、お気を付けて」
(やれやれ、ミヌに電話しとかなきゃ。でも、今さら、社長にあっても、なんの解決にもならないんだけど・・・・どうにか、動くかなぁ、)

ピリピリピリ
「はい」
「ミヌ」
「なんだ?ジソプ」
「社長が1時間遅らせて欲しいそうだ。」
「何のために来るんだ?」
「チャンミが頼んだからだろう!」
「チャンミを可愛がってるか?どうだ?」
「ミヌ、社長には他にいるらしいぞ!チャンミとどうこうは、考えないほうがいい!」
「ふ~ん、そうなんだ。いいと思ったんだけど」
「安心したか」
「・・・」
「じゃ、後で!」
「あぁ」


「サムチュン、ヘオンさんは」
「え、いないのか?さっきゴミをもって外に行ったが、ずいぶんたつぞ」
「おかしいな、外みてくるよ」
「あぁ、そうしてくれ」
カラ~~ン♪
「あの、ミヌさんって・・」
「僕だけど・・君は」
「こ、これ、預かりました。ハイ!」
みかけない少年が、手紙を差し出します。
「なんだよ!これって・・」
「僕、預かっただけだから・・じゃ」
「おい!ちょっと待てよ」

  ユ・ミヌさん。
  お久しぶりです。
  僕を覚えていますか?いないよな!
  でも。僕の弟は覚えているでしょうね!
  ほら、君が、殺した僕の可愛い弟を!

  どうしたら、君に復讐できるか考えてきました。
  君を殺してしまいたいとは思いますが、それではつまらない!そうでしょ!
  そこで、君の一番大事なものを頂くことにしました。
  どう?効果的だろ!
  どんな気持ちがするか!味わいたまえ!


ガタガタッ
「ミヌヤ!どうした?」
「チャ、チャンミ・・いや、ヘオンさんもいない・・」
「ミヌヤ!」
「サムチュン!ヘオンさん、捜さなきゃ・・・そう、ヘオンさんを・」
「なにがあったんじゃ、なにが書いてあるんだ!ミヌ!」
「とにかく、まず、ヘオンさんを・・・・いや、チャンミ、、あぁ・・」
「ミヌ!」
「ただいま~遅くなりました。ごめんなさい牛乳が切れてて」
「ヘオンさん!やっぱり、チャンミ!!サムチュンうちから出るな!」
「こら!ミヌ!説明せんか!ミヌ!!」
ミヌは、店を飛び出していきました。
「いったい、何が書いてあるんじゃ?」
テプンは、ミヌの落とした紙を拾い上げ、
「な・なんじゃ!!大変じゃ!!」
「マスターどうしたんです?」
「ミヌが、ミヌが、あぁぁ、チャンミが・・チャンミが・・」
「マスター!落ち着いてください。マスター!!」
「こんにちは!こちらに、ユ・ミヌさんが・・・・ヘオン!!」
「あなた!!」
「ヘオン、君、ここに・・いたのか?」
「どうして・・・」


タリラ~タリラ~タリララ~ラ♪
「はい、ジ」
「チャンミは?」
「ミヌか、どうし」
「チャンミは?一緒か?どこだ?」
「いや、先に帰らせたよ。もう家に・・」
「一人で帰らせたのか?」
「いや、若いもんに送らせたけど、何だよ!さっきから」
ブチ
「切った?なんだよ。いったい?」


タリラ~タリラ~♪
「ミヌか?」
「ジソプ、チャンミは?」
「マスターもですか?どうしたんですか?二人して!」
「チャンミが、危ない!危ないんじゃ、ジソプ!あいつらが、あいつらが」
「あいつらって、マスター誰のことを・・まさか?」
「ジソプ、ミヌを、ミヌを、止めるんじゃ!」
「わかった!まず、チャンミの家に行ってみるよ!」
「たのむぞ!ジソプ」
「なんてこった!出てきたのか?あいつ!チッ」


ミヌが、チャンミのアパートの前に着くと、若い男が倒れていました。
「おい!おい!ジソプの部下か?チャンミは、どこだ?おい!しっかりしてくれ!!」
「す、すいません。これ、これを、渡せと」

  港の13番倉庫、

  早く来ないとお楽しみが終わっちゃうよ!!



「くっ、」
「ジソプにこれを渡してくれ!」
そう言って、ミヌはまた駆け出しました。
「頼む!チャンミ!無事でいろ!俺が行くまで!」


ガラガラー
「チャンミ!」
「お早いおつきですね!ユ・ミヌさん」
「チャンミは?」
「まぁ、落ち着いてくださいよ!」
「チャンミを離せ!関係ないだろ?」
「ありますよ。あんたの大事なものだから」
「憎いのは俺だろ!なら、俺を殺せばいい!さぁ!」
「殺したら、それで終わりじゃないか!あんたにはもっと苦しんで欲しいのさ!」
「なんてやつだ!」
「連れて来い」
「はい」
「オッパァ!!」「チャンミ!」
「涙のご対面だ!さあ、どこから、傷つけてあげよう!きれいなお顔からか?」
「やめろ!やめるんだ!」
「やめろ!だと、命令してるのか?」
「たのんでるんだ!やめてくれ!俺を傷つければいい!手でも足でも切ればいいさ!
チャンミを、離してくれ!」
「オッパァー」
「少し、殴られていただこう!おい!」
「はい」
ボカッ!ボコッ!ビシッ!
「やめてー!やめて!ひどい!殴らないで!オッパァ!殴ってやんなさいよ!あたしにかまわないで!いやーー!」
ガラガラー
「ミヌ!」
「ジソプ来るな」
「助けを呼んだのか!くそっ」
「やめろーーー!チャンミを放せ!手を出すな!!」
「ジソプ君、加勢するよ!」
「社、社長!?」
「アジョシーー!」

ドン!「こいつ!」ガブッ!「おわぁ、噛み付いた!」
「バカ!放すんじゃない!捕まえろ!」
「オッパァー!」「チャンミ!」
オッパァに駆け寄るチャンミの後ろから、刃物が
「死ね!」
「ウッ」
「おまえ!」
「気が済んだか!もういいだろ!もうやめよう!」
ドカドカドカ!
「警察だ!おとなしくしろ!」
「チャンミ!無事か?ミヌ?」
「ジソプ君、チャンミ君、みんなかたづきましたよ」
「おい!チャンミ!ミヌ!」
「オッパァ・・オッパァ・・オッパァ!!イヤァァァァ!!!」
「ミヌ!!」


ピッピッピッ・・・・・
「ウ、ウ、ウ、オッパァ・・オッパァ・・・」
「チャンミ、少し変わろう!休まないと・・・」
「じゃ、何か食べろ、体がもたないぞ!」
「オッパァ、オッパァ・・」
カチャッ
「どうじゃ、ジソプ!」
「だめだ!手を握って離さない。離すとどっかへ行きそうだといって・・あれじゃ、倒れちまう、どうすりゃいい!マスター」
「困ったな、どうしようもない、はやく起きるんじゃミヌ、ミヌヤ」
「マスター、ジソプさん、容態はいかがですか?」
「あぁ、ヘオンさんもきてくれたのか?ミヌは、ミヌは・・うっうっ」
「マスター!しっかりしろよ!ミヌは大丈夫だよ!絶対に!死なないから、な!あいつが死んでたまるか?」
「そんなに悪いんですか?あぁあぁ・・」
「ヘオン、しっかりしろ!こっちにかけなさい!さぁ」
「あなた、ミヌさんを助けてあげて!お願いよ!ね!あなたなら出来るでしょ!」
「ヘオン、すでに最高の治療をしていただいた。あとは、彼の生命力なんだ。待つしかないんだよ」
「そんな・・・ミヌさん、いい人なのよ!こんな私にも優しくしてくれた!ほんとに!・・」
「わかってるよ。ヘオン、落ち着くんだ。ほら、座って、子供にさわるから」
「あなた、知ってたの?」
「あたりまえだ。お前のことは何でも知ってる。ほら、ここに、おいで」
「あなた」
「話は後にしよう。今は待つんだ。祈ろう。ヘオン」
「そうね。祈りましょう。彼は絶対大丈夫。そうね?」
「あぁ、そうだ。」
ゴヌは優しく、ヘオンを抱いてやりました。


「ミヌ、ミヌ、しっかりしろ!戻って来い!たのむ!もっと早く俺が着いてれば・・
おまえが行ってしまったら、俺はどう償えばいい?・・・チャンミは生きていけないぞ!!おまえの大事なチャンミが泣いてるんだ。早く、戻って来い」
ジソプの目から、涙があふれます。

「兄さん、義姉さん、ごめんよ!ごめんよ!俺が引き取ったばっかりに辛い思いばっかりさせて、大事な甥っ子なのに、ごめんよ!俺がフラフラしてたから、兄さんの死に目にもあえず、ミヌまでこんなことに・・・・どうやってわびればいいんだ!!兄さん、連れて行かないでくれ!!わぉぉぉぉぉ・・・」
「マスター!しっかりしてくれ!マスター!大丈夫だから!絶対、あいつは死なないから」
「ジソプ、ジソプ、大丈夫だな!な!」
「マスター、そうだ、寝てるだけだから、ほら、マスターもここに座って、すこし休もう。」

ガタンっ
「オッパァ!オッパァ!オッパァ!イヤァァァァ!」
ピッピッピーーーー


「ミヌヤ」「ミヌヤ」
「ミヌヤ、どうしたの?」
「オンマー!ここにいたの?」
「ミヌが来たのか?」
「アッパァ!アッパァも!二人でここにいたの?僕一人にして、どんなに寂しかったか。
もう、ずっと一緒だよね!よかったぁ!!」
「ミヌヤ、一緒に来るの?」
「オンマー、もちろんだよ!僕もう一人はやだよ!」
「ミヌ、本当に私たちと来ていいのかい?その子も連れて行くのかい?」
「その子って、だれ?」
「おまえの手を、しっかり握ってる子だよ。可愛い子じゃないか?」
「かわいい?ほんとだ。僕の手を握ってる。君、誰?おうちに帰りなよ。僕もアッパァ達と帰るんだ!ね!」
「・・・・」
「困ったなぁ、迷子かなぁ!オンマや、アッパはいないの?」
「オッパァ」
「僕は兄さんじゃないよ!おうちに帰れないの?どうしよう?」
「ミヌヤ、送ってあげなさい」
「そうだ、ミヌ、送ってやりなさい」
「えー、だめだよ!またはぐれちゃうから・・・君、僕急ぐんだ」
「オッパァ、ダメ・・ダメ」
「だめ?ダメってなにが?あ、こら、引っ張るなよ!しょうがないなぁ!」
「送ってあげなさい」
「そうだ!ミヌ、送ってやりなさい。」
「二人ともここで待っててくれる?ね、絶対動かないでね!お願いだよ!すぐ戻るから」
「いつでも、私たちはここにいるよ!戻ってくるまで、待ってるから、ちゃんと送っておいで」
「わかった、ほら、君、行こう!早く行かないと、」
「オッパァ、これ、あげる」
「わ、いつの間に。きれいな花だね!僕にくれるの?あれ、これって、君、どこかで・」


ピーーーーピッピッ
「先生、目が!」
「オッパァ!」
「ミヌヤ!」
「・・・チャンミ・・迎えに来たんだ、オッパァを・・・・そういうことか。」
「オッパァ?オッパァ?」
「・・ありがと・・」
そう言って、少し微笑みましたが、また目を閉じてしまいました。
「オッパァ・・」



「ミヌヤ!」「ミヌ!」
「静かに、まだまだ安心できませんが、一応峠はこえたようです。」
「あ、ありがとうございます。先生ありがとうございます」
「チャンミ、よかったな!よかった、よかったよ!オオィオオィ(T_T)」
「なんじゃ!ジソプ、今頃」
「俺だって、泣きたいのを我慢してたんだ。ほっといてくれ!オオイオィオィ(T_T)」
「よかった、よかった、なぁジソプ、オオィオオィオオィ(T_T)」
「静かにしてください。お二人とも、病室からでてください。まだまだ、安静ですよ」
「はい、はい、すいません。先生」

カチャッ
「ジソプ君」
「あぁ、社長、ありがとうございます。ひとまず、落ち着いたようです。」
「よかったね!ほんと、よかった!」
「マスターよかったわ!」
「ありがとう!ヘオンさん、心配かけたね!体に障るから、もう帰ってください。」
「そうさせていただきます。ヘオンは僕が連れて帰りますから」
「あなた・・」
「話すことがいっぱいあるだろ!また、消えるといけないからな」
「でも、」
「いいから、僕の言うとおりに!じゃ、失礼します。また、改めて伺いますよ」
「ヘオンさん、一緒に帰りなさい。話はまた聞かせておくれ!さぁ」
「わかりました。マスター。帰ります。一緒に」
「行こう」
ヘオンはゴヌに肩を抱かれ、一緒に病院をあとにしました。

「やれやれ、あちらは一件落着かの」
「ヘオンさんの相手が、社長だったとはね。驚いたよ!」
「なんにしても、いい男じゃないか。顔もりっぱだし、腕っ節もいいぞ!ヘオンさんを返
してもミヌも文句を言うまい。」
「彼が来てから見る間に社が持ち直したんだ。すごい人だよ」
「どれ、チャンミはどうしとるかの?」

カチャッ
「おやおや、安心したのか、寝とるわい。あいかわらず、手は握っとるがの。」
「マスター、ここは俺が付いてるから、帰って休んでくれ!明日になったらもっとよくなってるはずさ!チャンミはこのまま、寝かせとくよ。」
「そうか?そうじゃの。明日になったら、もっとよくなる。チャンミと交代してやらねばならんからな!ひとまず、帰って休んでこよう。たのんだぞ、ジソプ」
「任せとけって!ほら、おやすみ!マスター」
「あぁ、おやすみ」
ジソプはチャンミに毛布を掛けてやり、自分は反対側にこしかけ、ミヌを眺めました。
幾分、血の気の戻った顔でした。
「ミヌ、チャンミがおまえを引き戻したんだ。わかってるよな!ミヌ」
その時、ミヌの顔がうっすら、微笑んだようにみえました。
「チェ、にやけてるんじゃないぞ!まったく、」




1ヶ月後------

「チャンミ!まだか?早くしろよ!」
「あぁん、もうちょっと、髪がうまくいかないの!」
「遅れるじゃないか!置いてくぞ!」
「いじわる!待っててよ!ンーーーま、いいか、はい!お待たせ」
「まったくいつでも。おまえは目立たなくていいんだか・・・」
「どう?」
「・・・まあまあだな。」
「えーまあまあなの?やり直そうかな。」
「おいおい、充分だよそれで!行くぞ!」
「充分って、何?」
「わかったよ。きれいです。可愛いよ!おまえが一番美人だ」
「心がこもってないなぁ!」
「行くのか、行かないのか?」
「行きます。行きます。チェ、ケチンボ、」
チュッ
「機嫌直せ!美人が台無しだぞ!」
「えへへ、ホッペより、ここがいいな!」
「いいかげんにしろ!」
「は~い!」



「ヘオンオンニ~~!!キャー綺麗!!」
「チャンミちゃん、来てくれたの!ありがとう、あ、ミヌさんも」
「ヘオンさん、おめでとうございます。よかったですね。」
「ありがとう!ミヌさん、あなたのおかげよ。本当にありがとう。」
「僕なんか・・何もしてないですよ!かえって心配かけちゃっって、」
「あなたとマスターに助けていただかなかったら、どうなっていたか!ほんとに感謝しています。」
「オンニ、もう泣いたらだめよ!今日は主役なんだから!一番きれいでいなくちゃ!」
「チャンミちゃんもきれいよ!」
「あのね、オンニ」
「なあに?」
「オッパァがね、キレイだってホッペにチュっしてくれたの!」
「あらまぁ」
「最近、オッパァ、大胆なんだ!」
「よかったわね」
「エヘへ」
「フフフ・・」
「なに、コソコソ話してる?チャンミ」
「内緒ですよ~」
「そうね!内緒よね!フフフ・・」
「ヘオンさんまで、何だよ?気になるなぁ」
「いいの!気にしなくて、向こうに行ってましょ!アジョ・・違った。ゴヌさんにも会わなくちゃ!じゃ、オンニ、またあとでね!」
「ええ、楽しんでね!」
「なぁ!なんの話だったんだ?」
「まだ、言ってる。しつこいよ」
「しつこいって!おい!」
「あ、アジョシーー!じゃなくてゴヌさ~~ん!」
「おや、チャンミ君、これはこれは、ミヌ君も、よく来てくれたね!」
「どうも、あの時はお世話になりました。」
「体はもういいみたいだね。お礼するのはこっちだよ!ヘオンをありがとう」
「いや、僕はなにも・・」
「ゴヌさん、今日はカッコイイですね!バッチリ決まってる。」
「そう?カッコイイ?僕に惚れちゃいけないよ」
「そんなこと、ありえないって!オッパァのがカッコいいもん。」
「こら、チャンミ、失礼な!すいません。ゴヌさん」
「アハハ、君も大変だね。飽きないだろ?」
「えっ、はい、まぁ、慣れてますから」
「ミヌ君、ちょっと」
「はい?」
「君たちはいつ?」
「はっ、何をです?」
「またまた、とぼけてるんですか?結婚式ですよ。いやぁ、僕らは急いだけど、君たちはほら、春なんかどう?ガーデンウエディングなんかどうかなぁ、君たちなら、絵になるし、特集組んじゃおうかな。売れるよ。この本は、うんうん」
「な、なに勝手なこと言ってるんですか?僕は雑誌になんか出ませんよ。見世物じゃないんだ。」
「ふ~~ん、じゃ、ガーデンウエディングは、OKなんだ。春かぁ、どこにしましょうかねぇ、今から、捜さないと」
「ゴヌさん!!」
「いやぁ、僕は弟が出来たみたいでうれしいよ。ヘオンがオンニなら、やっぱりヒョンって呼んでくれないと、ね!」
「オッパァ!何話してるの?二人で」
「あぁ、それは、君たちのこれ・・」
「あっ、ヒョン、始まりますよ。位置に付かないと!早く!」
「おぉ!ヒョン!いい響きだね。時間か、行くとしましょう。あとで、ゆっくりとね!ミヌヤ」
「はいはい!早く行ってください」
「じゃね!チャンミちゃん!」
「うん、ゴヌさん、頑張ってね!」
「任せなさい!」
ニコニコとゴヌは式場にはいっていきました。

「ゴヌさんが、ヒョンになったの?オッパァ」
「やっぱり、変わってるよ。あの人」
「ねね、なんのお話だったの?」
「内緒!」
「えー、真似しないでよ~!」
「ほら、俺たちも行かないと」
「すぐ、ごまかすんだから、もう!」
「行くぞ」
ミヌの差し出す手を、しっかり握るチャンミ!もう二度と、離れることはないでしょう。




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この記事へのコメント

BOSS
2007年01月21日 20:56
いやぁ~、今回長編でしたねぇ~
時間なくって、何度かに分けて読んだから
頭ン中、物語がまとまんなくなってて(笑)
途中から、タララ~の携帯のメロディはなんだろう?とか
オーイオイオイとは泣かんだろうとか
変な突っ込み入れちゃった~(笑)ごめんね~
たまには私も登場させてね~ってBOSSと言う名の
女性じゃ物語に格好がつかないか~(笑)
チャンミ(*^。^*)
2007年01月22日 00:44
いやぁ、BOSSさん、ありがとうございます。
読破してくださったのね!
長い!!と批判の声もいただきましたぁ!疲れちゃいますよね!
タララ~~~は、ずばり「ミアネ」です。そういう風に聞こえない?わたしだけ?
BOSSって名は、やっぱ祐次郎です!!ふっる~~~い!
「あの日に帰りたい」がわかるBOSSさんなら、きっとわかるわね!(笑)
りかちゃん
2007年01月24日 18:39
やっぱり、すごいわ!!読み応えたっぷりで、構成もしっかりしてるし。
こんな長編作れたらいいな~。
私は、いつも自分のことしか考えないから、結果を急いで適当なところでお話切り上げちゃうんです~~~(-_-;)

で、やっぱり、へウォンはりかちゃんに置き換えて読ませていただきましたm(__)m
チャンミ(*^。^*)
2007年01月25日 00:12
りかちゃん、再び読んでいただいてありがとう!
りかちゃんのふんわりと、優しさのあふれた作品大好きです。
こんなに可愛らしく書けないんの、私。根がきっと暗いかも。
スンホニが除隊して、妄想がなまなましくなってきたって書いておられる方がいましたが、そうかもね!妄想しなくても、いるんですもんね。
あ~~、3月が待ちどうしいわ~~!!
そうそう、りかちゃんから、ゴヌを取り戻すべく書き始めた作品はいつになるかしら(笑)

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